攻殻機動隊2.0 舞台挨拶いてきた

昨日行きそびれたので。ジャンチューていう1リットルのチューハイを呑む。ピーカンのおひさまに煽られて呑む昼酒はそれだけで幸せ気分

応募したら楽勝に取れたんですけど会場が立ち見が出るくらい混んでてドン引き。

2.0ってなんじゃいってことだけど大雑把に言うと
水とか航空機関係とか印象的シーンの一部が3DCGになっている初代攻殻機動隊
3DCGってどんなモン?っていう人はSAC1stのOPとかのCGをイメージすると良いかと。
あと一部声優の差し替え。人形遣い家弓家正から榊原良子
ほかにも清掃作業しているおっさん(ハックされて偽の記憶を埋め込まれているヤツじゃないほう)が
千葉繁から失念したけど変わってた。何でかえちゃうんすかね。

あと目を閉じ、耳を塞ぎ、口を噤んで孤独に生きろ ってSSCじゃなくて劇場版が初出でしたっけ?

微妙に脚本も変わっているけど大意は変わらず。何を削ったのかはちと分からんけど
禅問答みたいなシーンが減ってね?って感がある。

舞台挨拶は榊原・田中・大塚・押井が登壇。
田中・大塚両名がでかいのか押井監督が小さいのかよくわからん。
田中さんはきれいだったなーいいなーいいなー眼福。
あと大塚さん足細!あと背がでかい!俺みたいな胴長の背がでかいタイプじゃなくて
足が長くて背がでかいタイプ。

押井監督は当時金に困って受けた、とかいって笑いを誘う。
劇場版を作ったきっかけはスカイウォーカーサウンドのエンジニアとスカイクロラの打ち合わせ時
今の技術で音をつけるとしたらどうする?みたいな話がきっかけ。
あといろんなクリエイターに影響を与えている作品の割に劇場で実際見ているヤツが少なくて
なんかブレードランナー(コレも公開当時はあんまり売れてなかったらしい)におけるディレクターズカットみたいな
位置づけでつくったとのこと。

押井監督が言うにはこれからのアニメにおいて先進的な試みの演出を
入れているということだったけどさっぱり気がつかねえ。
あと、攻殻機動隊は当時のアニメ技術の最高技術を集めて作ったということ。
参加した作画マンの6割が今は監督になっているとか。
あともうコレくらいすごい技術を持っているスタジオはもう無いとも。

そんな感じの舞台挨拶。

内容としてはCGが浮きすぎて俺はこの攻殻は後世に残らないだろうと思った。
あと攻殻といえば緑字でタイプライター音とともにスタッフクレジットが
OPで出るのが印象深いけどそこからして換わっている。
CG担当はポリゴンピクチャーズとかいろいろ。
サウンドもだいぶ変わっていたらしいけど劇場のせいかなんか知らんけど大した違いは感じず。
ただゴミを出し忘れた男の声がものすごく指向性が強くて
映画見に来た客の中にキチガイがいて騒ぎ出したのかと思うほどリアルでびっくりした。
声優の演技はとても良いし細かい脚本変更も好感が持てるけど
CGじゃなくて手描きの方が絶対よかった。