宮本武蔵　―双剣に馳せる夢― - 「ろ」は「王」に「路」にサイモン&ガーファンクル

脚本原案押井守、監督西久保瑞穂のやつ見てきた。舞台挨拶付の朝9時30分。
仕事より電車乗るの早いよ。

これ、まあアレですよスタッフのところに宮本武蔵とか小次郎とかの声優キャスト書いてないじゃないですか。
なんか変なつくりでこれは何かあると思ってたんだけどなんかあったよ。

全編「なぜなに宮本武蔵」だったよ。別に宮本武蔵の心情とか視点とかそういうのなし！
全部歴史事実を踏まえた「オレの宮本武蔵像」の解説。
しかも宮本武蔵がアニメでグリグリ動けばいいんだけど、押井守みたいなCGキャラのハゲたおっさんの犬飼って言うやつが
ほぼ3分の2くらいベラベラ解説をしている。しかも宮本武蔵の兵術を説明するのに
西洋兵術を引き合いに出したりするのでものすげー長い。
面白いんだけどそれは劇場でやることじゃないだろNHKでやれってのが感想。
1発目の脚本だと薀蓄だらけでガリレオまで引き合いに出してたって言ってたけど
絶対押井守が作ったほうが癖が出て少しはマシだったと思う。

舞台挨拶も反省会ムード一色ｗ
泉谷しげるが「押井守のアニメだからって気ィ入れたらこれですよ」
みたいなこといってた。思わず俺も「いいぞー！」って野次入れたよ。
押井守は自分が作らないと気楽みたいなこといってた。まさに外道w

アサルトガールズっていう実写を正月映画で公開するみたい。
マテリアルライフルとか持って女の子が怪物倒す映画だった。見た目だけでもオモシロそう。

宮本武蔵とんでもねえ映画だったｗ