最近の飲み食いトピック 5月

最近は全国配給の映画を見に行く時はたいてい、さいたま市のMOVIXさいたまに行くのだが
早めに出てそのついでにいろいろ途中下車して酒場をめぐるのが最近のマイブーム。



ちょいと進んだ浦和界隈は県庁職員やら働く人も多いのでいい酒場が点在しているのだが
浦和からひと駅離れた北浦和は埼玉県の教職員の研修所や外国人の総合相談センターなどが点在し、
日本人向けのお店や外国の方が開いたお店などもあり浦和大宮に勝るとも劣らない名店がそろっている。


そんな北浦和でいつものように口開け一杯。


北浦和「丸新」
http://r.tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11003789/


浦和にも読みが同じ丸真という店があるが修行したとかしないとかちょっと関係はあるが実は根強いというほどの関係はないらしい。
まあどっちもいい店なのでオススメ。


口開けで入ってもお店は6分の入り。カウンターのはじっこに陣取っているとカウンターのおばさんが「あらヤダお客さん」と
こちらに回り込んでくる。椅子の上に合った予約札を椅子の補修に貼られたガムテープと思いこんでそのまま椅子に座っていたらしい。
凄まじく恥ずかしい。気を取り直してチューハイ(350円)を注文。

肉食ってから気がついたよ…。


いつもならレバテキ(500円)頼んでじっくり日本酒でも飲みながらやるけど映画を見なくてはならないので
ハツとレバを注文。ふと焼き場に目をやると大将が戻ってきている。
ここの大将は去年あたりから骨折やらなんやらでずーっと焼き場を離れていて最近は妹さん?らしき人に焼き場が任せられていた。
他の席に座るお客が「焼き場戻ったんだ」なんていうと「仕込みは今もずっとやっているんだけどね。焼き場に立つのはもう19時まで」
なんて受けこたえている。確かにもう70歳はいっているであろう大将。2階席まであり広いお店の焼き場を担当するには体力の損耗も相当なもののはず。
続けられる範囲で頑張ってほしい。
ここの焼き物についてくる味噌がまたおいしい。味のインプレッションとして似ているものは東大宮モツセンターの味噌と同じ奴。
辛くてちょっと甘いやつね。
さっくりとチューハイ2杯と焼き物数本で勘定。



存外早く出てきてしまって、やはりもう一軒ということでぶらぶら探索しているといいお店を発見。


北浦和「隠れ家 居酒屋 谷ツ田」
http://r.tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11000897/


住宅街の路地に入りこんでしまい、大通りに戻ろうとするところで発見。
本当に隠れ家の名にふさわしい路地の奥の奥にあるお店。
散歩でもする気になってじっくり探さないと間違いなく見つけられないような
北浦和の路地裏にある。おおざっぱに言うと北浦和東口のりそな銀行の裏手のあたり。


隠れ家にふさわしく入口の前の路地は人が一人通ればもう一杯になるような小道。


供されるメニューは日によってまちまちであるものの基本的に素朴だがひと手間かけたものがそろう。


特に日本酒と焼酎はこだわりのあるセレクションになっている。
ちらっと聞いたら十四代が5000円でキープできるとか…。


メニューは豊富だがそれ以上にこのお店はお通しが凄まじく充実している。
お通しがそもそも400円ではあるものの基本的な構成として
・握り一貫
・焼き魚
・お浸しなどの野菜を使ったもの


と、お通しと日本酒一合頼んで店を出れば1500円くらいであがれる超コストパフォーマンスの高い店なのだ。
まあお通しのおいしさからメニューにあるものを頼みたくなってしまうのだが。
あまりにいい店のため複数回行ったのでお通しを比較してみる。



コレだけで30分は粘れるよ。




日本酒はガラス切り子の小粋なもので供される。十四代




焼き物も日替わりでいろいろなものがある。ピーマンとつくね…?懐かしい味。


安く行こうと思えば行けるし、じっくりキメたい時は応えてくれる充実のメニュー。
北浦和で思いもよらず名店を発見したのであった。
肉の焼き物は特にはないので丸新で2、3串つまんでからこっちでじっくり日本酒のむのがいいかもしれない。
お店の雰囲気は地元の起業家や居酒屋経営者、偶にレッズファンなどなどで大騒ぎするような客は少ない。


ちなみに見に行った映画は「いばらの王」だ。


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