最近の飲み食いトピック 5月 その4

5月22日


酒場情報を漁っていると「今、多摩川がアツい!」
というハナシが複数流れていたので早速ミーハーな俺は多摩川へ。

川は結構好きで赤羽のそばを流れる荒川なんかは
休みの日に気分変えて飲みたい時によく行っている。
丸健水産で5、6品見繕って貰い、テイクアウトしてその道すがら
まるます家のカブト焼きを4串買って肴の準備は完了。
商店街の道をそのまま進めば酒屋もコンビニもあるので
酒は選り取りみどり。缶チューなんかを袋につめて一路荒川へ。


川原についたらどこか適当な土手に腰を下ろしてうなぎのカブトとおでんで酒盛り開始。
土日なら大抵川原沿いのグラウンドでは少年野球をやっているのでそんなのを見ながらやってもいい。
日差しを遮る物がないため居るだけで喉が乾くのでグイグイ行ける。
早いうちに行ったならそのまま昼寝しちゃうのもアリ。
結構人がいるのでスられたりってのもあまり無いだろうし。


あとは川沿いに歩いて北千住くらいまでなら余裕で行けるので
ウォーキングしてそのまま徳多和良なんてのも健康的。


で、多摩川。ぜんぜん縁もゆかりもない。
多摩川と言っても流域は長い。どの辺がホットプレイスなのかというと
「稲田堤」らしい。
多摩川以上に聞いたこともない場所だ。
ちなみによみうりランドが近い。
最近マンションを買った某氏の家が近いというのを本人に言われて気がついた。
遊びに行った時はどえらい田舎だなと思ったが稲田堤のほうは普通に住宅街だった。
でもあの辺、電車を3、40分も乗ると新宿出られるんだよねー。マンション欲しい。


駅前は駅の大きさの割に賑やかでいくつか酒場もあった。駅を出て右に曲がりひたすら歩くと多摩川がある。


薄曇りとはいえ決して天気も悪い訳でもなく折角の遠出なので
一眼を久しぶりに引っ張り出して写真なんぞとってみる。



多摩川は川なのになぜか乞食が住んでおらず、
釣りを楽しむ人やバーベキューを始めようとしているグループ、川遊びをする親子などなど
ほのぼのムード。荒川とか結構茂みの奥とかに
ビニールシートで家立ててたりするんだけど。


で、多摩川の何が熱いかというと
川原の茶屋がイイらしい。


まあぶっちゃけると稲田堤に向かって歩いて土手を超えるとすぐあったのだが。


稲田堤「たぬきや」
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1405/A140506/14014188/



釣り客も多いのでパッとみると貸竿屋かと思うのだが
よくみると店の前にはテーブルが置かれてまさにオープンテラス。
店の中に入るとおかしや飲みものの販売コーナーと
奥まで続くテーブル、さらに奥には座敷まで。
海の家ならぬ川の家である。
こりゃあ確かにすごい期待が高まる!



川の流れを遠めに見ながら店のテレビで流れるNHKをBGMに
休みだけどなんとなく気怠い昼下がりに酒を飲む・・・最高じゃん!


ただの川の家と侮るなかれ、ホッピー、日本酒、サワーなどなどここが川原だとは思えない品揃えの良さ。
さらに肴は焼き物、煮こみ、漬物、おでんなど酒を万全の態勢で向かい打てるバリエーション。



まずはビールと煮こみのゴールデンコンビを注文。ちなみに酒や肴を買うたびに代金を支払う。
煮こみはしっかりと煮込まれた味噌ベースのドロリ風のもの。
こんにゃくやだいこんもしっかり入っている。
茶屋なんてもんじゃない。ビールを速攻空にして続いてホッピーがグイグイ入る。



お客は俺以外にはイヌの散歩ついでに寄ったおじさんのみ。
開け放たれた戸からは心地良いそよ風が入り込む。
豪勢じゃないけど贅沢・・・!
よく見ると窓際にネコが寝ていた。
そりゃあ寝たくもなる。


ホッピーナカも無くなったのでトマトハイを注文。
荒川のようにおでん喰ったらうまいだろうなーということで
おでんケースから卵とだいこんも注文。



川原とおでんと昼下がり。最高!
文句のつけようがない。こんなにしっかりとした肴があるのに
なんで空いているんだ!?もしかしてピークタイムはもっと夕方なのだろうか。
普通の人は昼から酒は飲まんよな。


大満足で会計を済ませ川原でうとうとしてから帰る。
会計は3000円ぐらい。安めの居酒屋に酒や肴それぞれ+150円位川原料金があると思って欲しい。
梅雨に入る前に絶対に行くべき!程よく乾燥していて温かい気候の今のうちがベスト!



気分が良くなってもう一杯飲みたくなり
最終レース間際だったが府中本町でおりて競馬場で
レース見ながら酒を呑む。馬券を外してそのあとはほぼ記憶ナシ。



競馬場で飲む酒もまたうまいんだ。


にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ
にほんブログ村