撮って出し!6月の飲み食いトピック 東十条「埼玉屋」

2010年6月2日、4本足の名店、東十条は埼玉屋が新装開店するというので
会社を早退して参戦してきた!

東十条「埼玉屋」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1323/A132304/13003792/


16時
酒場です。


開店のはずなのにスゲー大行列。
ああ・・・もっと早くに仕事を切り上げられなかった俺の罰だな…。


と思いきや、入っちまえ入っちまえ!と若旦那がガンガン押し込んで
16時までの行列はすべて店内にいれてもらえた。ラッキー!
しかも運のいいことに焼き台の右端付近のコの字カウンターの角に急ごしらえで作られたスペースに入り込めた!


新装開店ということで振る舞い酒が振る舞われるものの、最初のお客さんには升で配られていたものが
終盤の俺みたいなのになると何故かワイングラスとかで入れてもらえたwいいぞいいぞ!


大将が挨拶を一通りしていよいよ新装埼玉屋、もうみんな平日に並ぶようなクズぞろい(褒め言葉)なので
ルールは百も承知、ましてや2階がなくなって焼き台の左と左奥にテーブルスペースがあるだけになった状況、
頼んでもいない大根サラダを当然のようにモシャモシャ頬張る。
久しぶりの大根サラダのスパイシーさが目にしみる!


焼き物の口火はハラミできられる。自信があるからこその超レア。
大将は8カ月も店を閉めていて何やっていたのかと聞くとゴルフらしい
というのは半ば冗談で世界各国を回って肉の味を研究して回っていたらしい。
外国の肉は臭くて食えねえと何度も言っていた。かろうじて食えるのはイベリコだとか。
ゴルフも結構うまくなったらしい。


続いて上シロ。久しぶりで慣れないなんて言っていてもどんどん手際が良くなっていく。
練習しなかったんすか?なんて聞かれると本番が一番よ!と答える。
本番好きですもんねーなんて上品なやり取りを返されるw
というか良い肉なので焼きがほとんどいらない。すべて俺が喰ったのは塩で供されていたのも
その証左だろう。それでも、初めての人いる?なんて確認する大将。初めての人の味覚を優先して焼き具合を決めてくれるのだ。
この一言二言の会話がおいしさを増すんだ。


レバーやタン、ハツ、チレ、バラ身、ネギ間などなど大将の交響詩篇が響き渡る。
タンの串を持ち上げて食おうとするだけで脂がとろけ出すのじゃよ!
タンは焼き過ぎるとまずいんだ、これ位が良いんだよと大将。頷くしかねえ。
レバーなんてもう炙る程度のちょい焼き。甘さを際立たせるための塩加減も程よく、肉を齧れば広がる甘露。
しあわせじゃー・・・


新装開店とは言うもののメニューの値段やバラエティは全く8か月前と変わらず。
例によって30分ほどするとおなじみ「店閉めちまえ!」が出る。
店の前に30人位行列作っているのだが。


ソルティードッグ風レモンハイを作る若もフル稼働。3時間居座ったが4杯レモンハイをいただけた。
あと、大将がおすすめの千葉は成田のお酒「仁勇」の濁り酒を薦められるままにいただく。
日本酒なのに後口の日本酒独特のバックが全然なくてジュースのように飲めた。
相当お気に入りらしく1人一杯まで。


いい具合に酔っ払ってお隣さんと「会社サボって並んでたんすか?」なんてクズぶりを確認し合いながら楽しい時間を過ごした。
しばらくは普通の営業ができなさそうな気がするが東十条の名店の復活を喜びたい。



お店を出ても外は行列。
話しぶりを聞くに新装開店したお店のキャパはフルで押しこんで60人くらいみたいだった。


大将いわく8カ月休んだのはその間、よその不味い肉をたらふく喰って欲しかったからだとか。
どれだけ自信があるんだ大将!ステキ。


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